〜フライトシム厨房〜

雑食フライトシマーがお気楽に味見するブログ 

2009.11.08[日] FSX + Air Navigation : iPod touch をフライトシムの便利ツールとして使う

FSX や X-Plane 等のフリーフライト中心のジェネアビ系フライトシムでどのように飛ぶか。

予めきっちりフライトプランを立て、あるいは現実のエアラインの SID, STAR を可能な限り
正確にトレースして真面目に飛ぶ。
いやアドリアの空は自由と放埓の空だぜ。とばねえ豚はただの豚だ、とにかく思いついたら
空に上がって気のむくままやりたい放題に飛んで、飽きたら終了。

人によっていろんなスタイルがあると思うが、私と同じように「新しい機体など試したいときは
やりたい放題、時には几帳面にプランをたててやってみる」みたいな感じの混合スタイルの
人は案外多いのではないかと思う。

私の場合は「今日は八尾から単発機で離陸して南のほうにむかって飛ぼかァ〜」などと
大雑把なイメージだけ考えておいてあとは行き当たりバッタリ、ってのが一番多いんだけど
こういう「ちゃらんぽらん飛行スタイル」でよく困るのが、航法のための情報を調べること。
なにしろ行き当たりバッタリなので、飛びながら急いで通過点や空港の情報を調べないと
いけなくなる。片手で操縦桿をキープしながら、あわてて積みあがった本の下のほうから
イカロス社の空港進入マップを引っ張りだして本の雪崩を起こしたり‥
ポーズをかければ済む話なのにそこはそれ、しがないフライトシマーのちんけなプライドが
邪魔して「ここでポーズをかけるのはリアルでない!」とか思っちゃったりするわけです。
そんなら初めからきちんとフライトプラン出しとけよ!というツッコミは無視するのは、
どうなんだ?と我ながら思うわけですが…

こんな時 MSFS系であれば、組み込みのGPSやマップを参照すればほとんどの情報は手に
入るんだけど、この組み込み GPS がマウスで画面のツマミとかをちまちま操作するので
使い勝手がいまいちな上にフレームレートの悪い空域上だったりするとイライラしてしまう。
また、マップは昔 FS2004 の時代にプログラムが落ちるバグに悩まされた時期があって、
FSX であっても飛行中はなんとなく使うのが怖い…

もちろん MSFS 以外の X-Plane や FGFS あるいはその他のシムだったりするとやはり
自分で本などを片手に調べる必要がある。


というわけで、前からNavaid(航法無線施設)等のデータベースを簡単に検索できるような
WindowsMobile か iPhone/iPod touch アプリがないものかなー、と探していたんだけど
見つけても一部空域(大抵は北米地域限定)しかデータがなかったり、なかなかコレだ!
というアプリを見つけられずにいた。
しかし、こないだ発見した AirNavigation という iPhone アプリはかなり使えそうな感触が
あり、さっそくフリー版をインストールして使ってみたらこれがなかなか良い。
さっそく有料のPROバージョンを購入して常用することにした。

Air Navigation Title

このアプリの本来の用途は、iPhone の GPS と連動して現在位置を見たり、また近辺の
航法無線施設の情報などを表示する。まさに実際の小型機のフライトで補助的に使うツール
としての利用を想定しているらしい。また、面白機能として(‥だと思うんだけどね‥)
加速度センサーと連動してスリップゲージが表示できたり、また HSI シミュレーターとしての
機能もある。
HSI Simulator VOR Simulator

HSI シミュレーター機能はもちろん GPS の現在位置と連動するので、たとえば現実でも
ウルトラライトプレーンやグライダーなんかだと、それなりに実用的につかえちゃったりも
するかもしれないが本当のところはわからない(使っておられる方、居たりします??)

アプリは iPod touch にもインストール可能で、事実私は iPod touch で利用中だが
HSI 表示機能は GPS を持たない iPod touch では、もちろんトラッキング動作は無い。
しかし私の目的はシムプレイ中のデータベース参照なので、このことは特に問題ない。
なお、この事情からアプリの説明では iPhone へのインストールを強く推奨しているので
将来的に touch へのインストールがはじかれるようになる可能性はあるかもしれない。

Map List of Nav Aid

PRO版はデータベースがマップ表示ができたり(フリー版はリスト表示での検索だけ)
簡単なフライトプラン作成ができたり、 また包括的により多くの Nav Aid データベースが
収録されている。全世界をカバーする NDB, VOR/DME, 空港データ(ただしILS情報は無い)
が収められていて、最初の起動ではこれらの全世界データの全部を読み込むので
「え?起動こんな遅いの?だめじゃん!!!」とか思ってしまうが、ちゃんとオプションで
必要な国のデータだけロードする設定ができるので心配無用である。
日本の情報だけ読むようにすれば起動に5秒もかからない。

フリー版はデータ量が少ないといっても、それでも日本を含む全世界の大多数の NDB,
VOR/DME の情報が含まれていて、少なくとも私が試用してみた感じでは日本エリアに
おけるほぼ全部が網羅されているようだった。正直、私のような用途にはフリー版でも
充分かもしれない。フリー版には空港情報はないが、PRO版でも ICAO コードと滑走路
方位、滑走路長、高度くらいしか情報はないので、無くてもいいといえば無くてもいい。
ただし見落としてるだけかもしれないがフリー版では読み込みデータを限定する設定が
無いみたいなので、起動が遅いのがイヤだったらPRO版を買うしかないかもしれない。




それでは、さっそく FSX でのフライトに利用してみよう。

AEROSIM YS-11 #1

最近購入した(といっても例によって2ヶ月くらい前に購入して積んだまま放置してたけど)
エアロシム製の FSXリアルアドオンシリーズ2 YS-11 のレビューを兼ねて、RJOO 伊丹から
RJBT コウノトリ但馬空港までを飛んでみた。

AEROSIM YS-11 #2

調べたら現実にはこの路線に YS-11 が就航していたことはないらしい。前に但馬空港に
寄った際に YS-11 の展示機を見たので、いかにもありそうに思ったんだけどね。
しかし、この展示機を運ぶためにまさに伊丹から但馬へ当のYSが飛んだそうなので、
そのファイナルフライトを再現する設定の話・・・・ということしよう。

動画その1(離陸編)


モデルの作りこみとか、なかなか良い感じではないですかね。
(気象レーダーとか動きませんけどね)
パッケージの売り文句によると同社 FS2004 YS-11 ミュージアムモデルをベースに
FSX でパフォーマンスを引き出すよう調整を加えた、とのこと。
気になった点としては、どうもタキシング中の挙動が微妙に難しい。具体的に言うと、
同じスロットル設定のはずなのに、異常に加速したり全然加速しなかったりする。
気のせいかもしれないが、着陸後ブレーキを踏んだあとと踏む前で挙動が変わってる
印象がある。詳細に調べてはいないので単に私が下手糞なだけかもしれませんが。

動画その2(巡航〜着陸編)


最後は自らが展示機となる、というストーリー(?)です。
だってこの YS-11 アドオン、 「ミュージアムモデル」だし‥
AEROSIM YS-11 #3

2009.09.23[水] CH COMBAT STICK 568 - ねんがんのそうじゅうかんをてにいれたぞ!

先日、大阪電気街の某家電量販店をブラついていたところ、CH Products の
COMBAT STICK 568 が在庫処分3割引きで売られていたので、つい買ってしまった
(こんなんばっかりだな…)

まるで「ふと気がついたら安く売っていた」みたいな書き出しだが、本当の話を白状すると
1ヶ月ほど前から安売りしてるのは知っていた。ところが、たまにその店に寄ってなんとなく
確かめると、いつまでも在庫処分セールしている。もしかして売れてないのか?
ひょっとしてここで買い逃すと、二度と入荷しないんでは…

最近ジョイスティックではSaitekやロジテックが頑張っていて、店頭ではCHをもうほとんど
見かけることがなくなってきている。Saitek も悪くないが、質実剛健なCHも捨てがたいし、
もし安く買えるなら今のうち買っておいて損はないかも…

なにしろ、あのCH"F-16 の操縦桿をモデルにした"クールなジョイスティックなのだ。

※まあ廉価版なんだけどね。本当はFighterStickっていうのがF-16操縦桿タイプの
 フラグシップモデルで、購入した COMBAT STICK はボタンが少ない廉価版

かつてCHの三点セットといえばフライトシマー御用達の基本セットだった。
しかし揃えるには数万の出費がかかり、しかもPC卓にこれを設置することで親だとか
奥さんだとかから白い目と、場合によってはひどいバッシングを受ける危険性があり、
素人には諸刃の剣だった。
だが、あらゆる道にはそれ相応の道具が必要であるようにフライトシム道には
正しい三点セットが必要だ。いずれは CH の3点セットを揃える、というのが
フライトシマーが必ず超えねばならない試練だった時代がかつてあったのだ…(ほんまか?)

オッサンなので、ここでいきなり昔話になってしまうが、PC-98 だとかもっと昔の8ビット機の
時代(え?そんな大昔にフライトシムとかあったんですか??あったんです)
ジョイスティックなんていう便利なものは無く、フライトシマーはみんな(みんなっつっても
そのころから完璧マイノリティだったけどさ、それなりにいたんだよ!)頑張ってキーボードの
カーソルキーだとかテンキーだとかでフライトシムを操作していた。

もっともその頃のフライトシムなんて大味もいいとこだからキーでもなんとかなった、っていう
側面はある。正確に言えばジョイスティックらしきものはあるにはあったんだけど、
デジタル8方向でボタン2個(要するに普通のゲーム用)、だとか形がスロットルっぽいのに
なぜか中にセンタリングバネが入ってる(要するにメーカーの理解不足)だとか問題があって
フライトシム用途には今ひとつ使えないものしかなかった。

この辺の古いPCでの太古フライトシムについてはいずれここで詳しく言及してみたいと思って
いるので詳しく述べないが、やがて時代が移り日本にも IBM-PC 互換機が入ってくるように
なると国産PCへの移植をまたなくても直に外国産のフライトシムをプレイすることが可能になり
同時に外国産の本格的ジョイスティックも輸入されるようになった。
そしてその当時からジョイスティックというと、

「F-16の操縦桿をモデルにしました!」

っていうのが何故かステータスになっている。
しかし改めて考えてみるとなぜ F-16 なのだろう…?
F-15E とか F-4EJ とかじゃだめなのか…?
確かに F-16 はポピュラーな機種あり世界的によく売れていて、また操縦・運用ともに
非常に扱いやすいと聞いている。ファントムはベストセラーで個人的に好きではあるが
ちょっと古いし運用上は何かと問題も多い機種だ。だったら F-15 系は?
F-15 をモデルにすると一応スロットルを双発仕様にしないといけないから、敢えて単発の
F-16 なのかな?そういえば最近はラプターの操縦桿をモデルにしました!っていう
宣伝文句もちらほら見かける。
時代に合わせて、その時々一番人気ありそうなものを選択しているのだろうか。
個人的には F-104 仕様にしました、とかスピットファイヤ仕様にしました(もうこの時点で
汎用性が怪しくなるが…)、とかいろいろあってもいいんじゃないか、グラスの底に顔が
あってもいいじゃないか、と思うが、実際問題売れないと無理なので以下略



前置きが長くなってしまったが、さっそくレビューしてみよう。

まず、これまで使っていたスティックを引っ張り出してきて並べてみた。

Joysticks

ほかにもプロコンタイプだとか、ゲームパッドタイプだとかいろいろ持っているけど
とりえあずフライトシムではこの3つを使い繋いできた(実はサイドワインダー3Dは2個ある)
個人的にはサイドワインダー3Dが、一番しっくりきて好きだった。

一番左のスラストマスター FCS MARK-I はDOS/V時代のもので、久しぶりに今のPC環境に
繋いでみたが、ドライバーが無いのか故障してしまってるのか、認識がおかしくなっていた。
一番右のサイドワインダーPrecision2 は、今回買い換えるまでずっとつかっていたヤツで
もちろん普通に問題なく動いている。これも良いスティックだったが、残念ながら
マイクロソフトがこの事業から撤退しているため、市場に新品はほとんど出回っていない。

先にも述べたが、COMBAT STICK 568 は上位モデル FighterStick の廉価版で
ボタン数が少ない。少ないとはいっても今まで使っていたサイドワインダーよりは多く
個人的には十分なボタン数だと感じる。特にPOVハットとは別に4方向の方向ボタンが
あるのはうれしい。FSX, X-Plane, fgfs などでは私はこの縦方向にピッチトリム、横に
視野のズーム変更を、DCSでは Shkval の左右上下視野コントロールに割り当てて
試しているところだがなかなか良い感じだ。

CH Combatstick568

アナログ軸はエルロン、エレベータ、スロットルの3軸仕様。
トリムダイヤルは、軸入力として使えるアナログ軸ではないので注意だ。
しかし、トリムを物理的に調整できるのはいろいろ便利だと思う。

私はもともと Saitek製 スロットルとCH のラダーペダルを別途繋いでいるので問題ないが
ラダー軸が無いのでもしこれを単体で買うならラダー用になにか買い足さないといけない。
またスロットルもダイヤルをクルクルまわすタイプで正直使いやすいとは言えないので
できれば何か買い足した方が良い。

CH Combatstick568fr

フロントサイドにもトリガー以外に根元にボタンがあるので、たとえばギア関連を
割り当てると雰囲気が出ると思う。
私は根元のボタンにテイルホイールロックまたはテイルフック操作を割り当ててみた。

CH のデバイスは一般に頑丈といわれていて、仮に壊れても安価かつ楽に修理できる
といわれている。※ぶっちゃけネット情報なんで信憑性のほどは神のみぞ知る

まあ定価で1万以上する製品がそう簡単にポンポン壊れてもらっても困るが…
裏の刻印を確認してみると、由緒正しく MADE IN USA と書いてあった。最近は
ジョイスティックも MADE IN CHINA が多いから、これもちょっとしたステータス…かな??
微妙。


CH のジョイスティックでいつも槍玉にあがるのがその大きさだ。
アメリカンサイズだから基本でかい。

実際に比べてみると全体の大きさはサイドワインダーPrecision2より
若干おおきいかな?という程度だけど
Compare size 1

…操縦桿部分がアメリカンサイズなため日本人の手には文字通り
「手に余る」大きさ。
Compare size 2

サイドワインダーみたいにがっつり握って長時間操作するのはちょっと
辛い感じなのでスティックのてっぺんをつかむ感じで操作してるが、
しばらく使っていると違和感はそれほどなくなってきた。
入力の精度自体は十分なレベルで、動きの滑らかさも若干固めであるが
サイドワインダーと比べて遜色は感じられない。しばらくこれでイケそうだ。



でも、今度ロジテックから発売される新しいセットがなかなか魅力的なんだよね。
ひょっとしたらまた買ってしまうかも…
うーん、もしかしてこの COMBAT STICK 余計な買い物だったか?


ちなみに、昨日、件の某家電量販店に言ってみたら、セールは終わっていました。
在庫も展示品もなくなっていているので、残念ながらそこではもう買えません。


ていうか
やはり俺が一ヶ月以上売れ残っていた最後の一個を買った予感が…

ジョイスティックどんだけ売れてないんだよ…

2009.09.06[日] ホビーボス 1/72 Ka-50 完成!!

Hobbyboss Ka-50 complete top

完成しました。

Hobbyboss ka-50 complete1

Hobbyboss Ka-50 complete4

Hobbyboss ka-50 complete2

ほとんど完成してから実機写真と見比べてるうちにいくつかキットのミスらしきものを
発見したんだけど、いまさら修正も面倒なので無視。
ミスらしきものその1. 腹にあるフィンみたいなもの(おそらく何らかのアンテナ類)
の向きが実機と逆。ちなみにこのフィンはKa-50のタイプによって位置がちょっと違う。
ミスらしきものその2. ノーズについてるパーツ(B41)の取説の取り付け方向が逆。

あと、キャノピーの上についてるひさしじゃないけどひさしみたいな感じのパーツは
Ka-50のタイプによって違うみたいだけど、ブラックシャーク塗装のKa-50は2つに
分かれてるタイプなので、気になる人は修正したほうがいい。…とかいいながら私は
気になりつつも無視しました。

コーションマークが黄色とか空色や赤などが多く、全部貼るとどうも色味的にクドい
と感じたため若干省略しました。決して貼るのに失敗してイライラして破り捨てた
とかいうことでは、ありません。

Hobbyboss Ka-50 complete noze



しかしデカール貼りで致命的にひどい失敗はなかったので一安心。




いや、実は致命的なのが一カ所…

Hobbyboss ka-50 error on flag

分かります?
左翼側の国旗のデカールを上下逆に貼っちゃった。あちゃ〜
日本の国旗だと逆でも(たぶん)問題ないけど、世界には上下のある国旗も多いんだな〜
ロシアの人ごめんなさい。
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